11月 05 2011
高齢者総合機能評価その2
きょうは引き続き高齢者の総合機能評価のお話しです
「精神心理的評価」とは認知症(アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症)がないかとか、うつ病(老人性うつ病)がないかといった評価です。医学的評価と重なる部分ではありますが、高齢者にとって認知症は若年者との大きな違いであり問題点です。よって別評価の必要性があります。

「社会的評価」とは“とりまく住環境”のことです。一人で暮らしていく上でそれが可能な家なのか?家族は近くに住んでいるのか?といったことと、経済的裏付けはしっかりしているか?ということです。
これらは医師のみで行うわけではありません。また在宅医療に移ってからでは評価しづらく、また当然移った後で問題点がいくつも浮かび上がってくるようでは意味がありません。
よって入院中に医師や訪問看護ステーション・ケースワーカーなどを交えて評価するのが現実的です。
この評価をしっかりすることで、安心してしっかりした在宅医療を受けられる可能性が高まります。また入院期間が短縮したり、ムダな再入院の危険性を減らすこともできます。
今後はこの評価方法が広まることを期待したいです。
