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2010年11月

11月 28 2010

慢性の痛みについて

 

長い間つらい痛みに悩まされている方も多いと思います。今回は慢性の痛みの基本的なアプローチについてのお話です。

 

○いわゆる“痛み止め”では治りません 

 病院で頂く痛み止めが効かない痛みがるのをご存知でしょうか?これは急性の、燃え上がるような痛みの場合は効果がありますが、慢性に痛む場合は効果がありません。慢性痛の場合“なぜ痛いのか?”を考えて、それに対する薬を使わないといけないからです。よって使う薬は痛み止めと限りません。具体的には抗けいれん薬・抗うつ薬を使うことがあるのです。

 

○慢性痛の治療の“落とし所”は?

 慢性痛の治療は長期に続くことが多いと言われています。

それゆえ治療中はなかなか効果が出づらく、何をよりどころにしていいかわからなくなる方も多くみえます。そのような方は、治療中はぜひとも『生活の質が治療でどのように変わったか?』に注目していただきたいと思います。

少しずつ良くなってくるので、毎日あまり変化を感じません。そのことで治療の満足を感じていただきにくくなるのですが、何が出来るようになったかを考えていただくと進歩の具合が分かりやすくなると思います。

 

慢性の痛みはじっくりと取り組んでいただくという気持ちが大切なようです。

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11月 26 2010

2011年は花粉症に注意が必要です

そとは寒くなってきましたが、みなさまは風邪などひいていないでしょうか?保健所の調査によると、ウイルス性の風邪と胃腸炎が流行しているようです。手洗い・うがいなどをして、しっかり注意しましょう。

 

 

さて、話しは変わりますが来年は花粉の飛散量が爆発的に多く、少なかった昨年の10倍の量が予想されています。

 

当院では予防として星状神経節ブロックや漢方薬による治療を行っています。

 

 

これら治療を行うと、花粉症が驚くほどわずかな症状だけで乗り切ることができます。

花粉症がひどい方は今から予防策をとっていかれてはいかがでしょうか?

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11月 26 2010

動脈硬化指数を測定しましょう

動脈硬化指数というものをご存知でしょうか?
これは血液検査でわかる総コレステロール、善玉コレステロールを使って
善玉コレステロール/総コレステロール-善玉コレステロール
という計算をして算出します。
正常値は2.5~3.5ということになっており、これより多い場合は動脈硬化が進みやすく、その結果脳卒中・心筋梗塞などに発展しやすい、と言われています。

日頃から健康に注意をして過ごしましょう。また、年に一度は住民健診などを利用して、身体のメンテナンスを行って頂くことをお勧めいたします。

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11月 21 2010

漢方講演会に参加しています

 本日は漢方Stepupセミナーに出席をするために、三重県津市に来ています。
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京都か谷川聖明先生にお越しいただき、漢方診療の基本的な部分から応用編まで、さまざまなことを教えていただく予定です。

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11月 17 2010

インフルエンザワクチンを行っています

 当院ではインフルエンザワクチンを行っています。ご希望の方は、まだ在庫に余裕がありますので、お早目にお越しください。

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11月 17 2010

アルコール依存症治療のあらまし

今回も前回に引き続き、アルコール依存症の治療のお話です。

○メンタルサポートが治療のメインとなります
 現在の治療法はメンタルサポート的なものが主体となっております。日本では抗酒薬が解禁されていないので、やむをえません。

○動機づけがポイントです
 治療の基本線は酒を止めることがどんなに人生にとって重要なものなのかということを、本人に気付かせるというものです。酒におぼれて大切なもの(家族・仕事・友人…)等を失いつつないか?といった自分に向き合うような内容から入り、止めることで大切なものを失うという矛盾から立ち直るようにしていくのです。

○まわりの協力が大切です
 これらの治療は当然患者さまだけでは出来ません。家族や親しい人の協力が不可欠です。
また、自助グループ(断酒会など)で同じ境遇にある人たちと励まし合っていくというのも有効な手段であると言われています。

このように周りを巻き込んでの治療が大切です。でも大切なのは、家族がこのような状況にならないように、日頃からのコミュニケーション、温かい家族愛等が一番大切なんでしょうね。

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11月 16 2010

アルコール依存症の診断から治療へ

前回に引き続きアルコール依存症のお話です。今日は診断から治療を中心にお話をしていきます。

○ご家族の協力が欠かせません
 アルコール依存症は周囲の方が気付かないと、どんどん進行していきます。ご家族の協力なくしては発見・治療には至りません。
そのため怪しいな?と感じたら、積極的に疑ってかからないといけないのです。定期的に病院に通う方であれば血液検査の結果でアルコールにまつわるデーターが悪くなっていないか、あるいは飲酒による外傷がないかを観察する必要があります。

○御家族でも簡単に診断できます
 家族の誰かにアルコール依存症を疑う場合、簡単に診断の助けになるものがあります。それはCAGE(ケイジ)と呼ばれるスクリーニングテストです。
これは医師が診断するうえで使う便利なサポートツールですが、医療関係者以外の方でも十分参考になると思われるのでお使いになられることをお勧めいたします。

○CAGEを使って簡易診断
 CAGEは4つの項目からなる質問票になっていて、その内容は…

 C(Cut down)…飲酒を減らさないと感じたことがある?
 A(Annoyed by criticism)…他人があなたの飲酒を非難するので、気に障ったことがある
 G (Guilty feeling)…自分の飲酒について、悪いとか申しわけないと感じたことがある
 E (Eye-opener)…神経を落ち着かせたり、二日酔いを覚ますために『迎え酒』をしたこと
がある
このうち2項目以上該当すれば、アルコール依存症を強くいたがいます。

○アルコール依存症が強く疑われるとき…
では強く疑われる場合どうしたらいいのでしょうか?
この場合は精神科の医師の診察を受けるべきであると思います。アルコール依存症は適切な治療を必要とする“病気”です。
また、精神科の診察を受けさせることに抵抗がある場合、精神保健福祉センターに相談するのも良いでしょう。
次回は治療について更にお話しを進めます

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11月 15 2010

アルコール依存症のお話

今日はアルコール依存症のお話です。アルコール依存症はお酒を飲み過ぎて、飲まなきゃいけなくなってしまった状態をいいますが、最近いろいろと分かってきたことがあります。

○アルコール依存症の原因
 アルコール依存症になるのは酒好きの人が長年多く飲んできた場合や、生活上の何かから逃れるためにアルコールに逃げ込む場合等があります。しかし原因が何であれ、長く多く摂っていると、やがてアルコールなしではいられなくなるのです
これは個人の性格的な弱さからくるものと言えると思います。

○アルコール依存症は脳の病気でもあります
 また、アルコールを長く多く摂っていると、脳がお酒の瓶や酒屋さんを見たときに普通の人以上に“呑みたい”という欲求が強くなってしまいます。これは脳がお酒やお酒にまつわることに非常に敏感に変化してしまうためであることが分かってきました。
アルコール依存症は性格的な弱さが出発点とは言え、立派な病気にもなってしまうと言えるのではないでしょうか。

○やはり止めてもらわなければなりません
 では、アルコール依存症から脱するにはどうすればいのでしょうか。
答えは“完全に”止めていただくことです。止めることでお酒や酒屋さん、ビール瓶などを見ても飲みたいという欲求が減ってきます。これはタバコと同じで、個人の努力によるところが多いのです。

今日はアルコール依存症についてのお話でした。

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11月 14 2010

高尿酸血症の治療上の注意…正しい治療とその注意点

尿酸値が高いと健康診断の時に指摘されたことがある方は多いと思います。今日はその高尿酸血症の治療とその注意点についてのお話です

○尿酸/クレアチニン比が大切です
 高尿酸血症には「尿酸産生亢進型」と「尿酸排泄低下型」があると言いましたね。それぞれの型に合わせた治療が必要です。しかし高尿酸血症はどこも痛くも痒くもありません。そうなるとご自分がどちらの型なのか分かりにくいと思います。
そこで検査が必要となります。
尿検査をさせていただき、尿の中の尿酸/クレアチニン比というデータをとらせていただきます。その結果比率が0.5以上なら産生亢進型、以下なら排泄低下型と診断できます。
この結果をもって、飲んでいただくお薬を決めていきます。

○検査をせずに治療した場合…
 では検査をせずにお薬を飲まれたら、どうなるのでしょうか?
尿酸を産生しないように働くお薬「尿酸生成抑制薬」は結論から申しますと、どちらの方に使っても異常をきたすことはありません。しかし、狙いを間違えているわけですから、効果は低いと思われます。
しかし尿酸排泄を促す「尿酸排泄促進薬」は違います。このお薬は身体からどんどん尿酸を出してしまおう、というお薬です。どこから出すかというと、尿です。ということは尿の中の尿酸が多くなることになります。その結果尿路結石を作りやすくなってしまうのです。
では尿路結石を作らないようにするためにはどうしたらいいのでしょうか?
「排泄低下型」の患者さまは尿路結石の」危険を背負いながらお薬をのんでいただくのでしょうか?
勿論違います。尿のアルカリ化するお薬と一緒に飲んでいただけば、大丈夫です。
また尿酸排泄促進薬は肝臓を痛めるという報告があります。それゆえ定期的な血液検査などを行いながら飲んでいただくということが大切になってきます。

今日は高尿酸血症の治療とその注意点のお話でした。

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11月 13 2010

尿酸値が高い方へ…

 尿酸という言葉になんともやりきれないイメージをお持ちの方も多いと思います。今日はその尿酸のお話です。

○尿酸はどんな人が異常値を示すのでしょう
 では尿酸はどのようにできるのでしょうか?どうして尿酸が溜まってしまうのでしょうか?
尿酸はアルコール、とくにビールを好んで多く飲まれる方は尿酸が多く作られてしまいます。また食事が乱れている方も尿酸は溜まってきてしまいます。それは同じく尿酸を作りやすい肉・魚を多くとってしまうためです。

○高尿酸血症にはいろいろな原因があります。
 このように体内で作られた尿酸は、尿として体外に出されます。しかし、出しても追いつかないほど多く作られてしまったり、出す能力が劣ってしまったりしていると結果的に尿酸が体内にとどまってしまいます。この状態が高尿酸血症というわけです。
ちなみに日本人には出す能力が劣った状態、排泄低下型高尿酸血症が6~7割といわれています。

○治療法はどうなるでしょうか?
 では、治療法はどうすればいいのでしょうか?もちろんお薬を飲んでいただくことになるのですが、当然産生亢進型と排泄低下型では飲んでいただくお薬が違うことはご想像いただけると思います。
となると、自分はどちらの型なのか?ということが気になりますね。
そこで尿検査で判定するのです。
尿中の尿酸/クレアチニン比を測定して、0.5以上であれば産生亢進型、0.5以下であれば排泄低下型と診断して、飲んでいただくお薬を決めていきます。

今回は治療の基本的なお話でした、次回は治療上の注意のお話です。

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