2月 27 2013
海部医療圏第8週感染症情報
インフルエンザB型増加中です
インフルエンザ発症数は減ってきています。しかし、B型が多くなってきました。
今年A型に感染された方も、B型に感染する可能性があります。ご注意ください。
その他ロタウイルスを含む感染性胃腸炎、マイコプラズマ感染症の報告が目立ちます
2月 27 2013
インフルエンザB型増加中です
インフルエンザ発症数は減ってきています。しかし、B型が多くなってきました。
今年A型に感染された方も、B型に感染する可能性があります。ご注意ください。
その他ロタウイルスを含む感染性胃腸炎、マイコプラズマ感染症の報告が目立ちます
2月 21 2013
インフルエンザはピークを越しました!
当地区のインフルエンザはピークを越えました。減少傾向がみられるようです。少し安心ですね。
ただしこれからB型が流行するかもしれません。B型は毎年2~3月に流行する傾向にあります。
しかも、症状は緩いため気付かず罹っている方も多くみえます。
その他ロタウイルスを含む感染性胃腸炎、アデノウイルス、マイコプラズマの報告が来ています。
これらの発症は例年通りといえます。
『重症熱性血小板減少症候群(SFTS)』について
新しいダニ媒介性疾患です。国内で2症例報告があり、いずれも昨秋亡くなられたようです。
今後どのように広まるのか?とても不安になります。
2月 14 2013
インフルエンザがピークを迎えています
全国的にインフルエンザのピークを迎えています。
報告数は都道府県別で愛知県が2番になっています。手洗いうがいをしっかりとお願いたします。
感染性胃腸炎も多く発症しています。
インフルエンザに気をとられマークが甘くなっているきらいがありますが、依然注意を必要とする数字です。
その他、溶蓮菌・流行性耳下腺炎なども散発しています。ごちゅういください
2月 12 2013
自分の骨の状態を知ることは骨粗鬆症予防の第一歩です。また、それは寝たきり防止の第一歩にもなります。骨粗しょう症は自覚症状がないため、自分では気づきにくい病気です。
とくに女性の場合、女性ホルモンが40歳代から低下してきます。
40歳を過ぎたら定期検診を受けられることをお勧めいたします。
検査法
骨密度測定
QUS法…かかとやスネに超音波を当て、骨の中を通りぬける速度で測定する
方法です。自治体の検診などに行われる方法です。
MD法…ひとさし指の根元をレントゲン撮影し、濃度分析により判定する方法です。
DXA法…大腿骨や腰椎にエックス線を当てることで計測する方法です。
行える医療機関が限られており、上記2検査の結果を受けての精密検査
として行われることが多いです。
尿・血液検査
骨の代謝マーカーで、古くなった骨を壊す細胞や新しい骨を作る細胞の
働きを調べます。
25歳ころの身長と比較して、背骨の縮み具合を調べます。
2月 06 2013
春先にテレビなどで流される花粉飛散情報。すっかりおなじみとなりましたね。毎日の情報の中身に、一喜一憂している方も多いかと思います。
では、この花粉飛散情報はいったい誰が発表するのでしょうか?
それは『NPO花粉情報協会』という組織です。この組織は2001年に設立され、主に①シーズンの総花粉数の予測②飛散開始日の予測③毎日の花粉数の予測を行っています。
よって、お天気おねぇさんが花粉の数を調べたり、何回くしゃみをしたかを数えたりしているわけではないのです。それはそうですよね。
① 総花粉数の予測
スギ花粉の計測は1平方センチ当たりの落下花粉数としてあらわされます。
シーズンの総花粉数は前年夏の全天日射量等の気象因子や、秋に行われる目視による雄花の着花指数、さらには前シーズンの着花量などを加味して予測されます。
② 飛散開始日の予測
初冬期の気温と厳冬期以降の気温の推移に花芽の休眠・覚醒の過程を組み合わせて予測します。
ちなみに花粉飛散開始日とは、2日連続して1個以上/平方センチ記録した初日のことです。
③ 毎日の花粉数の予測
花粉飛散開始日からの日数や、その日の気象条件から予測が行われます。
飛散量によって「すくない(10個未満/平方センチ)」「やや多い(10~30個/平方センチ)」「多い(30~50個/平方センチ)」「非常に多い(50個以上/平方センチ)」と4ランクで表記します。
これらはあくまで予測の値です。しかも制度にやや難があり、また花粉飛散量には日内変動が多く、的中制度はあまりよくないといわれています。
そこで最近は自動計測器による時間単位の予測が行われています。
2月 05 2013
インフルエンザ流行中です
海部地区では他地区と同様,,B型が流行しています。手洗いうがいの徹底をお願いいたします。
感染性胃腸炎もしつこく発生しています
ロタウイルスを含む感染性胃腸炎が、いまだ流行中です。インフルエンザに隠れた形で注目されていませんが、十分注意を要するレベルと思います。気をつけてください。
2月 04 2013
ニュースを見ていると九州のほうから少しずつ春の足音が聞こえてきたようですが、春になると厄介なのが「花粉症」ですね。
きょうはその花粉症について、新しい治療戦略である『舌下免疫療法』についてのお話しです。
〇免疫療法とは
免疫療法とは簡単に申し上げると花粉の成分を少量体内に入れることで、花粉になれてしまおうという治療法です。本邦では現在注射による治療法が行われていますが、ヨーロッパでは舌下にて行う治療法が行われているようです。
〇方法は?
治療は12月にスタートします。
1日1回自宅で舌下にスギ花粉エキスを落とし、徐々にその量を増やしていきます。そして4週間で増やし終え、その後は週1回スギ花粉飛散終了時まで継続します。
これを少なくとも3シーズンは継続していただくことで効果が大きくなります。
〇効果は…?
アレルギーの薬つまり、抗ヒスタミン薬などより高い効果が報告されているようです。
ただ、注射による免疫療法とは同等かそれ以下とする見解が多く、花粉症治療の起死回生の一手とはいかないようです。
〇保険適応外です
現在、この治療は保険適応外となっています。
しかし、国内では2014年ごろに保険適応を取るべく臨床試験を開始しており、新たな治療戦略を担う方法として期待されています。
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