5月
29
2012
オピオイドの力価表
モルヒネ坐剤40mg/d
↑
↓
オキシコンチン40mg/d←→経口モルヒネ60mg←→フェンタニル貼付剤25μg/h
↑
↓
モルヒネ注30mg/d フェンタニル注0.6mg/d
経口投与・・・最少量からスタートする
モルヒネから開始する場合は
徐放性製剤(12または24時間ごと)を1日20~30mg
オキシコドンから開始する場合は
徐放性製剤を1日10~20mg
5月
15
2012
暑く感じる日が多くなってきたことを反映してか、感染症も夏の様相を呈してきています。
そうです、手足口病の報告例が増えてきているのです。
そのほか継続的に感染性胃腸炎溶連菌の報告も多いままです。
みなさん、ご注意くださいませ。
5月
09
2012
今日はロコモティブシンドロームの対策についてのお話をします。
ロコモティブシンドローム対策には「ロコモーショントレーニング」といわれる効果的なトレーニングが考案されています。
〇開眼片足立ち
左右の脚を片方ずつ1分間挙げて、1日3回行います。
念のため、最初は転倒しないように支えを用意するといいでしょう。そして次第に支え無しでできるようにしていきましょう。
〇スクワット
椅子に腰を下ろす要領でひざを曲げます。深呼吸をするペースで5~6回繰り返し行います。これを1日3回やりましょう。
もちろん、支えが必要だと感じられた方は使っていただいて構いません。
〇その他のトレーニング
その他には外を散歩したり、ラジオ体操やストレッチといった軽運動が効果的といわれています。
高齢の方にお聞きすると、誰もが寝たきりになりたくない子供に迷惑をかけたくないとおっしゃいます。しかし、何もせずに望みは達成はできません。
地道なトレーニングが“ぴんぴんコロリ”を実現するのです。
5月
07
2012
今日はロコモティブシンドロームについてのおはなしです。
ロコモティブシンドロームとは骨・関節・筋肉といった運動器の衰え・障害のために要介護になっていたり、要介護になる危険の高い状態のことです。
要介護になる原因には、老衰・脳卒中・と、このロコモティブシンドロームが3大原因になっています。
〇ロコモティブシンドロームチェックをしましょう
では、ご自身がロコモティブシンドロームにあるかどうかのチェックをしましょう。下記の要件をひとつでも満たせばロコモティブシンドロームの心配があります。
〇2kg程度の買い物をして、持ち帰るのが困難である
1リットルの牛乳パック2個程度の重さがもてない。
〇家のやや重い仕事が困難である
掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど
〇家の中でつまづいたり、滑ったりする
〇片足立ちで靴下がはけない
〇階段を上るのに手すりが必要である
〇横断歩道を青信号で渡りきれない
〇15分くらい続けて歩けない
どうでしょうか?当てはまるものはありましたか?
次回はロコモティブシンドローム対策についてのお話をしましょう。
5月
03
2012
痛風というと、足の親指付け根に激痛が走る病気として有名ですね。
近年は痛風にかかられる患者様が多くみえます。今日は痛風対策のお話をしようと思います。
〇適正カロリー摂取を心がけてください
肥満は痛風のもとです。痛風は美食家に多いわけですが、カロリー摂取が多くても発症します。
贅沢なものを食べてなければいい、というわけではありません。
〇お酒も控えめにしましょう。
いわゆる休肝日を週2日くらいは設けてください。ビールがダメだということはだいぶ浸透しているようですが、蒸留酒もよくないとされています。
〇糖分接種にも気を付けてください
糖分でも果糖の摂取がいけないといわれています。
しかも盲点ですが、野菜ジュースもいけないといわれています。もちろん果糖によるものですが、野菜ジュースにも入っているのです。
野菜ジュースの中には果汁がかなり入っているのです。一見健康にいいように見えますが、要注意ですね。
今日は痛風についてのお話でした。
5月
01
2012
海部医療圏第17週感染症情報
海部郡地域の皆様に流行性感染症の情報です。
ロタウイルスによる感染性腸炎が大流行中です。また水痘(水ぼうそう)も流行しています。ご注意ください。