増田医院 ペインクリニック・内科・小児科・皮フ科 診療時間内に予約を受け付けます 0120-19-1615 午前9時~12時 午後4時半~6時半 ただし水曜日午後と土曜日午後および日・祝日は休診


2011年11月

11月 29 2011

インフルエンザワクチン接種しています

当院ではインフルエンザワクチンを接種しています。海部郡地区ではここのところ少しインフルエンザに感染したかたが増えてきたようです。
早めの接種をお勧めいたします。

11月 28 2011

ロタウイルスワクチン接種を開始いたします

当院ではロタウイルスワクチン(ロタリックス)の接種を開始しています。
1回1万4千円で2回接種、合計2万8千円のご負担を頂きます。
大将は生後6~24週の赤ちゃんに限ります。
その他ご不明な点は当院へお電話していただきますよう、よろしくお願いいたします。

11月 25 2011

小牧市医師会生涯教育研修会に参加してきました

小牧市医師会生涯教育研修会に参加してきました。

「食物アレルギーから見た小児気管支ぜんそくの発症」
愛知医科大学医学部 縣 裕篤先生

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喘息は春秋に多い疾患で、最近新しい知見も多く、大変興味ある内容でした。

11月 24 2011

豊橋市医師会講演会に出席してきました

豊橋内科医会研修会
『慢性疼痛について』 成田記念病院麻酔科・ペインクリニック内科 部長 大沼哲朗先生
を受講してきました。近年慢性疼痛には麻薬が使えるようになってきました。また新しい薬も発売され、どんどん進歩している分野です。
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新しい内容について知識の整理が出来た、有意義な時間を過ごせました。

11月 18 2011

岩倉市医師会講演会に出席してきました

岩倉市医師会講演会「風邪の漢方治療-発熱、咳・痰を中心に-」を受講してきました。

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この季節風邪の患者さまは多くなってきます。体質・状況に合わせて処方すべく研修を受けてきました。

11月 18 2011

第1回労災医療特別講演会に参加してきました

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第1回労災医療特別講演会「神経障害性疼痛の診断と治療・自賠責、労災と法的問題」
講師尼崎中央病院整形外科 三木健司先生
を受講してきました。

11月 17 2011

GLP-1受容体作動薬の注意点

今日は引き続き糖尿病治療薬のうち新しい注射薬である、GLP-1受容体作用薬のお話しです。
特に今日は注意するべきことをお話しいたします。

○インスリンが出ていることを確認しなくてはなりません
 この薬は食事が体内に入ってきたことを察知して、膵臓にインスリンを出すように命じる薬です。

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そのため使用に当たっては“膵臓にインスリンを分泌する能力は残っているか?”を調べる必要があります。

○いま飲んでいる薬との関係
 糖尿病の薬のうち『SU剤』というカテゴリーに属する薬は、一緒に使うことで作用が強く出てしまい、結果的に低血糖症状を起こしてしまいます。
この薬とは一緒に使うことは避けなくてはなりません。

以上、糖尿病の新しい注射薬のお話しでした。

11月 16 2011

最近の糖尿病注射薬の動向

 今日は糖尿病の注射薬治療の動うち、あたらしく発売になったGLP-1受容体作動薬についてのお話です。
 糖尿病の注射治療といえばインスリンを思い浮かべる方もおられるとおもいます。
“インスリンは一生続く”“低血糖を起こすことがある”などのイメージを持つ方も見えるでしょう。
今日はインスリン治療との違いを含めたお話しになります。

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○決定的特徴
 GLP-1受容体作動薬は低血糖の危険はほぼないといっても差し支えありません。それは食事をしない限り薬の効果を発揮することがないからです。
よって低血糖症状が気付きにくい高齢者の方にはもってこいとなります。しかも注射回数が少ないので煩わしさは減ります。医師の間では“老健施設で使いやすいのでは?”と言われています。

○お得な特徴
 そしてもうひとつは体重が減るということです。
といっても、薬の副作用としての吐き気が食欲をそぐので食事摂取量がへります。その効果が体重減少としてでるのです。
ちなみに吐き気は注射して1時間程度のことなので、それほど苦痛で仕方ないというものでもないと言われます。しかも使っているうちにだんだん軽減してくるそうなので、安心できます。

11月 15 2011

あたらしい糖尿病治療薬の作用・効果についてその2

 近年新しい糖尿病治療薬が発売され、インスリンを使わなく済んでいる患者さまは多くなってきたのではないでしょうか。今日は前回のDPP-4阻害薬に続いてもうひとつの新しいお薬のお話しです。

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○GLP-1受容体作動薬といいます。
 これは注射による投与となります。前回お話ししたDPP-4阻害薬は経口薬でした。
前回お話しした『インクレチン』は、膵臓に胃腸に食物が入ってきたことを知らせる化学的物質でしたね。しかもDPP-4という物質で分解されることが分かっていて、その分解作業を邪魔するのがDPP-4阻害薬の働きでした。
今回の薬はインクレチンにはGLP-1とGIPとがあり、DPP-4に分解されないGLP‐1に似た物質を注射することで、効果を発揮するものです。

前回のDPP-4阻害薬といいGLP-1受容体作動薬といい、要するに“インスリンを出すよう命じる薬”ということになります。

11月 14 2011

あたらしい糖尿病治療薬の作用・効果についてその1

 近年新しい糖尿病治療薬が発売され、インスリンを使わなく済んでいる患者さまは多くなってきたのではないでしょうか。今日はその主役のひとつであるDPP-4阻害薬の効果がどのようにして発揮されるかというお話です。

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○食物が胃腸に入ってきたことを知らせます。
 食物が胃腸に入ってきたと感知すると、胃液や胆汁などが分泌されて消化をします。それと同じように、胃腸には膵臓にインスリンの分泌を促すような化学的物質があることがわかりました。合図の役目をするする物質ということです。これを総称して『インクレチン』といいます。このインクレチンはDPP-4という物質(酵素)によって分解されてしまいます。ということは、このDPP-4の働きを邪魔すればいいわけです。それがDPP-4阻害薬の作用方法です。

今日はDPP-4阻害薬のお話しをさせていただきました。次回はもうひとつの新薬の紹介です。

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