8月 01 2011
インフルエンザワクチンについて
今日はインフルエンザワクチンについてのお話しです。
○インフルエンザワクチンを接種しておいた方が良い人
よく“ワクチンは接種しておいた方が良いのでしょうか?”と質問されることがあります。勿論“ご希望であれば…”ということになるのですが、ここでは客観的に接種をお勧めする方のお話をいたします。
○ご希望の方
当然といえば当然ですが、まずはご希望される方です。それは『受験生』『仕事や学校を休めない、休みたくない人』『予定が詰まっていて忙しい人』が該当すると思います。
要するに感染したくないし、万が一感染すると時間的損害が大きく、その後長期間にわたってその損害のリカバリーをする必要が生じる人といえましょう。
○ハイリスクの人
これは感染すると生命に危険が生じる人ということで、一番打たなくてはならない人ともいえます。
『65歳以上の方』『慢性の呼吸器疾患(喘息など)の方』『長期のアスピリン療法中の方』
『循環器疾患や糖尿病などの基礎疾患のある方』『基礎疾患のある乳幼児』『流行期が妊娠後期に当たる方』『老人ホームや慢性疾患施設の居住者』といった方々です。
○ハイリスクの方にかかわりがある方
これは感染しやすい人の近くにいる方ということになり、感染しやすく感染させやすい環境にある方、ともいいかえることが出来ます。
『医療従事者』『老人ホームや介護センターの従業員やボランティア』『ハイリスク者の家族』といった方々です。
