8月 24 2010
感染防御…手洗いうがいなど
新型インフルエンザの脅威は昨年まざまざと見せつけられた感じがしますが、皆様にとってはもはや過去のことになってしまっているでしょうか?今日はインフルエンザをはじめとする病原菌の感染の防御についてです。
○マスクの意義目的って…?
咳をしていると『マスクをするように』と言われますが、ではマスクはどんな目的があって、どんな効果を発揮しているのでしょうか?
マスクの目的は、まず咳やくしゃみによる菌の飛散を防ぐことです。それともうひとつは口や鼻を覆うことで保湿・保温効果が上がり、喉を守ることです。
では、色々販売されているマスクのうち、どんな材質のものがいいのでしょうか?
それは、不織布という材質のものがいいとされています。繊維の目が細かく、菌の侵入を阻止してくれる可能性が高いことが理由です。
ここでお気づきの方が見えるかと思いますが、未感染の方の予防にはマスクの効果はどうか?ということがあげられるかと思います。実は未感染の方の感染予防には効果は“?”というのが実際のところです。
○手洗いの意義目的って…?
菌はドアノブや蛇口などにくっついています。人は社会生活上当然それらに触れる機会があり、よって手洗いによる感染防御をする必要があります。実際実験をすると、石鹸で死滅する菌があり、有効な手段といえると思います。
外出から帰ったときや食事の前など、生活のいろいろな場面で手洗いは欠かさないようにしていただきたいと思います。
○うがいの意義目的って…?
うがいの目的は喉についた菌を除去して防御力を高めることです。いろいろうがい薬が市販されているようですが、うがい薬の種類による効果の違いはあまりデーターがありません。ただし、昔から言われている塩や緑茶によるうがいの効果があることがわかってきました。昔の人の知恵は大したものですね。
感染防御について色々述べてきましたが、参考になりましたか?
やはり昔から言われている基本的なマス・手洗い・うがいが大切なんですね。
