9月 18 2009
次亜塩素酸で手洗いしましょう
まだまだ新型インフルエンザの猛威が止まりません。今日はインフル対策としての消毒のお話です。
次亜塩素酸ナトリウム(sodium hypochlorite)とは特異な臭気(いわゆるプールの臭いや漂白剤の臭いと言われる臭い)のある、酸化作用、漂白作用、殺菌作用がある消毒剤です。
家庭用に販売されている商品としては、液体の塩素系漂白剤、殺菌剤(洗濯用、キッチン用、ほ乳ビンの殺菌用など)などに馴染みがあるかと思います。
医療機関などで消毒薬として使用されることも多く、各種細菌やウイルスに効果を示すため、医療器具の消毒に使用されています。新型インフルはもちろんのこと、冬季小児の感染性の嘔吐下痢であるロタウイルスにも効果があるとされています。
また、手荒れの心配があるかと思いますが、手指を消毒するための濃度であればまず心配はありません。
当院でも待ち合玄関に次亜塩素酸消毒液を設置いたしました。インフルエンザの猛威がまだまだ止まりません。手指の消毒を習慣づけましょう。
