9月 15 2009
椎間板ヘルニア治療
インターネットで検索すると椎間板ヘルニアの治療法がたくさん出てきます。手術・内服薬・貼り薬…。どうしてこんなに出てくるのでしょうか。
○病状によって治療法を変えて臨まなければならない。
ひとくちに椎間板ヘルニアといっても病状の程度はさまざまです。“この腰痛困ったな
あ~”といった程度から“生活も仕事も支障が出ているよ”といった程度、さらには
“歩けなくなってきた”という程度までじつに様々なのです。そのさまざまな程度に合わせて治療法が選択されます。
では、なぜ症状に合わせた治療法があるのでしょうか。
それは“完璧な治療法が存在しないから”です。例えば患者様が手術を受けられると
き、術後は腰痛からの完全な解放を予想されることでしょう。しかし、現実はそうは
うまくはいきません。思ったように痛みがとれない場合や、逆に悪化するケースも見
られます。
ということは、手術をすべきか否かじっくり検討する必要があります。
同じように神経ブロックにも適応というものがあります。これは効果があるかという点と、ブロック治療でとどめておいていいものなのかという点です。
以上のようなことから治療法はさまざまあるのです。
