9月 06 2009
腰痛に悩まされている方へ
腰痛に悩まされている方は大変たくさんいらっしゃると思います。
きょうは腰痛に悩まされている方が診療所に行く際に、医師にどんなことを話すと良いかをお話します。
1、腰痛と合わせてどんな症状が出ていますか?
腰痛とひとくちに言っても、腰痛を起こす原因となる病気はいろいろあります。たとえば腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症…。我々がこれら疾患を見分けるためにまず必要なことは、どんな時に腰痛を起こすかと、腰痛以外にどんな症状があるかを聞くことなのです。ということは、来院されるときに“どんなときに腰痛を起こすか”“腰痛以外の症状”をまとめてこられるのが良いでしょう。
2、どんなときに腰痛を起こすか?
・前かがみの姿勢になったとき
・上体を後ろに反らしたとき、左右に曲げたとき
3、腰痛以外の症状とは…?
・脚(右?左?または両方?)にしびれがある
・しびれのある場所は…? 脚の表?裏?外側?内側?
・ 一定距離歩いているとしびれで歩けなくなり、休憩をはさむとまた歩けるようになる。この繰り返し
以上はほんの一例ですが、これらをまとめておいて医療機関に行かれると良いですね。