11月 15 2011
あたらしい糖尿病治療薬の作用・効果についてその2
近年新しい糖尿病治療薬が発売され、インスリンを使わなく済んでいる患者さまは多くなってきたのではないでしょうか。今日は前回のDPP-4阻害薬に続いてもうひとつの新しいお薬のお話しです。

○GLP-1受容体作動薬といいます。
これは注射による投与となります。前回お話ししたDPP-4阻害薬は経口薬でした。
前回お話しした『インクレチン』は、膵臓に胃腸に食物が入ってきたことを知らせる化学的物質でしたね。しかもDPP-4という物質で分解されることが分かっていて、その分解作業を邪魔するのがDPP-4阻害薬の働きでした。
今回の薬はインクレチンにはGLP-1とGIPとがあり、DPP-4に分解されないGLP‐1に似た物質を注射することで、効果を発揮するものです。
前回のDPP-4阻害薬といいGLP-1受容体作動薬といい、要するに“インスリンを出すよう命じる薬”ということになります。
