10月 01 2010
メタボリックシンドローム解消の健康習慣~一無、二少、三多~
前回に引き続きメタボリックシンドロームについてのお話です。今日はメタボ解消の健康習慣についてのお話です。
○合言葉は『一無、二少、三多』です。
メタボ解消の合言葉は『一無、二少、三多』です。勿論これだけでは何のことかわかりませんよね。それではひとつずつ見ていきましょう。
○一無とは…?
『一無』とは無煙…つまりタバコを吸わないということです。
タバコは百害あって一利なし…本当に怖いものです。様々な病気の元であることが確認されています。
タバコを吸う方は近年、“禁煙外来”なるものがあります。お薬でタバコをやめると言うものです。やめたくても意志が弱くて…と言う方は当院でも対応できますので、一度ご連絡ください。
○二少とは…?
『二少』とは少食・少酒…つまり腹八分目にするということです。
昔から腹八分目は長寿の元と言います。きっとメタボリックを戒める言葉でもあったのでしょう。これも先人の知恵と言うところでしょうか。
○三多とは…?
『三多』とは多動・多休・多接…つまり適度の運動と休息によるリフレッシュをし、多くの人・物・事に接することで良い刺激を受けたり創造性のある生活を心がけたりしましょう。また悩みがあれば他人に相談に乗ってもらったり、趣味や好きなことをやってストレスを抱え込まない生活を心がけましょうということです。
○実践できていますか?
以上のように見てくると一見何でもないことのように見えます。しかし実際の調査では日本人は平均して3.6項目しかできていないことが分かりました。そしてひとつも実践できていない人では21%がメタボであったそうです。意外とむずかしいと言うことがわかりますね。
少しでも実践し、いつまでも健康でいたいものですね。