8月 28 2010
新型インフルエンザ…まだ油断できないですよ
昨年の新型インフルエンザ(H5N1)の記憶はまだ新しいと思われますが、企業の社長さん!新型インフルエンザの脅威はまだ終わったわけではありませんよ。
○昨年の状況
昨年の新型インフルエンザは主に子どもさんが感染しました。幼稚園・保育園にお子様を預けているかたは、とつぜん園が閉鎖されてしまいやむなく仕事を休まれた方も多いと思います。会社の社長さんはこのような理由で社員さんが休暇を取り、社業に影響を受けたと感じている方もいらっしゃるでしょう。
○それだけでは済まされません
しかしこれはもう一つの意味を持っているのです。今年の冬は社員さんが感染する可能性がある、ということです。もっといえば、会社内で感染が蔓延する可能性すらあります。
そのためにはワクチン接種で対応するしかありません。しかしワクチンを打つかどうかは本人の自由なので、社員さんには勧める程度でしかできないのも事実です。
○もしも感染してしまったら…
もしも社員さんが感染されてしまったら、どうしたらいいのでしょうか?
インフルエンザの出席停止期間は決められていますので、それに沿って休業期間を設定して社員さんに休みを取らせましょう。
これはインターネットで容易に調べることができます。
○海外に営業所・工場がある場合
では海外に社員さんを駐在させている場合はどうしたらいいのでしょうか?
海外で流行した場合は一旦帰国させるという計画を日本政府は立てているようです。
もし帰ってこられないようでしたら日本渡航医学会が管理するガイドラインに沿って、具体的には事前に抗ウイルス薬を日本から持っていっておいて服用するといいでしょう。
以上のように、ひょっとすると今年もこのような事態が待ち受けているかもしれません。いまのうちに構えておきましょう。
