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2011年10月

10月 18 2011

最近の降圧療法の動向

 今日は最近の高血圧に対する治療法の動向をお話しいたします。

○新しいお薬が発売されます
 近々まったく新しい降圧薬が発売される予定です。
これは体内のレニンという血圧を上げるように働く物質を抑え込む薬です。既に海外では発売されている国があり、良好な結果が出ているようです。

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○合剤をご存知でしょうか?
 血圧のお薬を飲んでおられる患者さまは平均して3~4剤飲まれているようです。これはなかなか1剤ではコントロールが効きにくいからです。当然患者さまは“飲むのが面倒だ”とおっしゃいます。
そこで2剤を合わせた薬が既に存在します。
種類の違う降圧薬を合体させた薬があるのです。たとえて言うと、今まではカレーとご飯を別々で食べていたのを、カレーライスとして食べるという感覚です。
これで飲む面倒さからある程度解放されるでしょう。
またお財布にもやさしく、合剤は2剤の時の7割くらいのお値段に設定されております。

今日は最近の降圧療法のお話しでした。

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10月 15 2011

RSウイルス感染症が流行中です

 すでにご承知のことかと思いますが、RSウイルス感染症が流行中です。
このウイルスは乳幼児に感染すると、時として気管支炎を起こし入院治療を必要とする場合がります。
感染当初は咳・鼻水といった通常の風邪と同じ症状を呈します。それゆえ、他の風邪との区別がつきません。

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しかし、なかなか治らないとグズグズしているうちにどんどん症状がひどくなって、胸部レントゲンにも異常があらわれるようになります。
そうなってくると状況によっては入院治療ということも考えなくてはならなくなります。
とくに乳幼児が入院するケースが多いようです。該当する年代のお子さんをお持ちのご両親は、十分注意してください。

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10月 14 2011

インフルエンザが流行りつつあるようです

 当院がある海部郡地区に早くもインフルエンザが忍び寄ってきているようです。
すでに中川区西部にて、保育所における集団発生が確認されています。いまの内に感染しないように色々手を打っておきましょう。

○手洗い・うがいの励行
インフルエンザは空気感染が主ですが、実は手を介しての感染もあるのです。
目は鼻をこすると少量の鼻水が付きます。鼻水の中にはウイルスが生きていて、その手でドアノブや蛇口に手をかけることでそこにウイルスが付着します。つぎにそこを触った人が感染していきます。
手洗いうがいは重要です。

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○ワクチンを接種しましょう。
 いつもなら11月後半からの流行なので今の時期にワクチンを打つのがいとされています。そういう意味ではすでに遅しかもしれませんが、急げばまだ間に合うのかもしれません。

いずれにしても、今年は早くから注意が必要のようです。

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10月 13 2011

変形性膝関節症には筋力トレーニング

 今日は変形性膝関節症とトレーニングのお話です

○足腰のトレーニングが大切です
 膝の痛みには大腿四頭筋・中殿筋を鍛えることが効果的です。
これらをトレーニングすることで、痛みどめの薬を飲んだ事と同じくらいの効果があると言われています。
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○初期の段階に限ります
 ただし、トレーニングが功を奏するのは初期の段階だけです。
病状が進んでしまうと効果は見られません。ちなみに世間でよく飲まれているグルコサミンも同様です。

今日は変形性膝関節症とトレーニングのお話しを中心にいたしました。

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10月 12 2011

変形性膝関節症とその評価

膝の痛みでお困りの方は多いと思います。階段を下りる時の痛み、正座がしにくいなど様々な症状に悩まされていると思います。
 今日は変形性膝関節症とその評価についてのお話です。

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○膝関節症患者機能評価尺度(JKOM)とは
 膝関節症患者機能評価尺度とは膝の痛みで苦労なさっている方が日常生活上どれくらい苦境に立たされていて、それを改善するにはどんな治療が良いかをしる評価表です。

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10月 11 2011

高齢者の肺炎球菌ワクチンについて

今日は高齢者の肺炎球菌ワクチンについてのお話しです。

○肺炎球菌ワクチンとは…?
 肺炎球菌ワクチンとは肺炎の原因菌の中でも多数派である肺炎球菌という細菌から身体を守るワクチンです。

○どんな時に肺炎にかかりやすいのでしょうか?
 高齢になり免疫能力が落ちてくると、いろいろな細菌・ウイルスに抵抗しきれなくなってきます。数多の細菌・ウイルスのなかでも呼吸器に関係するものは直接命に関係してきます。そのため肺炎球菌は予防しておきたい細菌となるのです。
それに加え、糖尿病や高血圧などの基礎疾患、あるいは閉塞性呼吸器疾患・喘息などの直接呼吸器に持病を持っている方は抵抗力が弱いので、なおさら接種された方が良いと思われます。
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○65歳以上を対象とします
 日本呼吸器学会は65歳以上の方ならどなたでも接種することを勧めています。
そして1度接種すると5年間は打たなくてもよく、5年後に再接種となります。これはとても経済的です。

今日は高齢者の肺炎球菌ワクチンのお話しでした。

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10月 10 2011

整形外科疾患とサプリメント~とくに膝の痛みについて~

 今日は整形外科疾患、とくに膝の変形性膝関症とサプリメントのお話しです。

○サプリメントの種類
 世間で出回っているサプリメントには“グルコサミン”と“ヒアルロン酸”とがあります。様々な会社から、錠剤タイプなど色々な形に加工されて出回っています。

○本当に効果はあるのでしょうか?
 俗にサプリメントとして出回っているものはグルコサミンの錠剤タイプなのですが、どこからどのように吸収されているのかが現状では分かっていません。おそらく腸で吸収されているのだろう、としか分かっていないのです。
また軟骨は血液・神経が通っていないため、変形性膝関節症の痛みの原因でもある膝の軟骨に直接的作用は少ないと考えられています

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しかし、だからといって“効果は無い”とはいいきれません。
それは動物実験上、膝関節の滑膜の炎症を抑えることが分かっているからです。
ということは膝の別の病気に効果がある可能性があるのです。

○注射には効果が確認されています
 一方、注射には効果が確認されています。
これはヒアルロン酸なのですが、その注射は週1回3~5週間行い、少々の休憩をはさんで再度数カ月後に3~5週間後行うというものです。
ヒアルロン酸はグルコサミンと違って軟骨に直接作用します。よって変形性膝関節症にはヒアルロン酸が効果的です。

○では、どう使い分けたらいいのでしょうか?
 では、ヒアルロン酸とグルコサミンをどのように使い分けたらいいのでしょうか?
それは膝のMRIをおこなって、“どこが悪いのか?”をはっきりさせる必要があります。
つまり、変形性膝関節症として軟骨に原因があるのか、別の病気で滑膜が悪いのかということです。
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軟骨がすり減っているようであればヒアルロン酸が良く、滑膜に炎症があればグルコサミンを使うという使い分けが良いでしょう。

今日は変形性膝関節症とサプリメントのお話を中心にいたしました

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