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9月 21st, 2011

9月 21 2011

HIV感染についての最新の知見

 近年HIVを取り巻く環境も変わってきました。今日はHIVに関する最新の知見についてのお話しです。

○検査精度に関して
 近年、HIV検査の精度が格段に上がってきました。
まずひとつは抗原と抗体の両方が測れるようになったことです。これによって、感染してから検査で陽性になるまでの期間が応幅に短縮されました。以前は抗体しか測定できませんでした。よって感染してから体内で抗体が作られる4~6週間は検査で“シロ”とされていたのです。
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○治療について
 治療法も大変な進歩を見せています。
近年は1日に1~2回薬を飲んでいただく治療です。しかも副作用が少ない薬に代わってきたので、以前のように1日何回も時には危険な副作用のある薬に比べて、飲みやすくなってきたといえます。
また感染の早い段階で治療を開始すればAIDSに進展する可能性が低くなってきました。

○治療費について
 近年は『免疫機能障害』という身体障害者手帳を交付してもらえるようになってきました。それによってかなり治療費が低く抑えられるようになり、患者さまに安心して治療に取り組んでいただけるようになったのです。

HIVに関して最新の知見のお話でした。しかしまだまだHIVはこわい病気です。一生薬を飲まなくてはいけない状況が変わったわけではありません。完全な治癒が期待できるようになったわけでもありません。
未然に防ぐことが一番であることに変わりはないのです。

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