6月 28 2011
離乳食の具体的な流れ
今日も離乳食のお話です。特に今日は離乳食の具体的な流れについてお話しさせていただきます。今回は厚生省離乳食幼児食研究斑の「授乳・離乳の支援ガイド」2007年に基づくお話です。
○離乳食開始時期は…?
離乳の開始は5~6カ月頃が望ましいと思われます。1日1回1さじずつ、すりつぶした食品を与えます。中身は最初は‘すりつぶしがゆ’から始め、野菜や豆腐・白身魚などです。
○7~8カ月は…?
この時期から1日2回食になっていきます。そしていろいろな味や舌触りを楽しむの
を覚えるため、品目を増やしていってください。また舌でつぶせる程度の硬さにしてください。具体的にはご飯はおかゆ50~80gで、野菜または果物を1回あたり20~30g、肉・魚・豆腐のどれかを10~15gといった具合です
○9~11カ月
この時期から3回食になります。また家族と一緒にとることで、家族団欒の楽しさを経験させることも狙いの一つです。ご飯はやや硬めのおかゆないしは軟飯80~90gで、野菜・果物を30~40g。肉・魚・豆腐のどれかを15gといった内容です。硬さは歯茎でつぶせる程度が良いでしょう。
またこの時期に鉄分補給のためのフォローアップミルクもとっていくといいでしょう。
○12~18カ月
このころは手づかみで食事をとることを覚えさせるのも効果的です。自分で食事をとることの楽しさを覚えさせるのです。
ご飯は軟飯からいよいよ通常のご飯になっていきます。量は更に増えて80~90gです。
野菜は40~50g、おかずもそれぞれ15~20gと増量です。
今日は離乳食の具体的な進行具合のお話でした。