6月 01 2011
高尿酸血症と慢性腎臓病(CKD)の関係
痛風という名前をご存知でしょうか?そうです、あのスゴイ痛みの“痛風”です。痛風は俗名で、医学的には『高尿酸血症』といいます。きょうはこの高尿酸血症と慢性腎臓病(CKD)のお話です。
○痛風になるだけではありません
高尿酸血症が続くと痛風になる可能性が高まるだけではありません。
高尿酸血症は慢性腎臓病(CKD)の発症や透析を必要とする末期腎不全になってしまう可能性が高まります。また心筋梗塞・脳卒中といった心血管疾患の発症率も上がってしまいます。
○慢性腎臓病が高尿酸血症を起こすこともあります
またその逆として、慢性腎臓病が進んだことで高尿酸血症を引き起こすこともあります。
鶏が先か卵が先かという議論のようですが、腎臓が悪くなると尿酸が排泄しにくくなる。あるいは多量の尿酸が腎臓血管を傷害する、という両方があるようです。
高尿酸血症と腎障害は原因でもあり、結果でもあるようです。
次回は、高尿酸血症と高血圧や慢性腎臓病とのかかわりについてです。
