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11月 8th, 2010

11月 08 2010

プライマリーケアにおけるうつ病治療の展望

近年、うつ病を呈する方が多くなってきました。そんな中うつ病学会が国際的につようする治療指針を発表しました。
今回の指針では薬物治療に限定した形でのもので、そこには心理療法が入っていません。現在の日本の医療現場の“3分診療”にマッチした指針ではありますが、日本人に多いとされる軽症うつ病には心理療法がいいとされているため、まだまだ混乱しそうな気配を感じます。
精神科・メンタルクリニックが敷居が高いと感じられる方も多く、そのような方には内科クリニックでも治療が出来ることはいいことだと思います。しかし治療効果に疑問があるようでは、本末転倒でしょう。
これからも議論の推移を見守っていきたいと感じています。

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11月 08 2010

BNP検査値の異常をどう判断すればいいのか?

 今日は前回に続き、心臓の新しい検査であるBNPについてのお話です。
特に今日は「一般開業医において異常値が出たらどうすべきか?」というお話です。
前回までの話では異常値は100pg/mLを基準にするということでしたね。その異常値が出たらどうすればいいのでしょうか?

○高値安定は大丈夫…?
 採血検査でBNPが異常値として計測されたとしましょう。しかし、あわてて入院するという必要はありません。高値であるといはいえ数値的に安定していれば、まずは心配ないのです。よって異常値が出ても1回の検査で“命が危ない”などと決めつけるのではなく、再度の検査を行うなどしばらく様子を見るという姿勢が必要なのです。
つまり“高値安定”状態にある可能性がある、ということなのです。

○高値安定でも御用心を
 ここで一つ落とし穴があります。
高値安定でも心配なことがあるのです。それは“無症候性心不全”という状態に注意していただきたいということです。
これはまったく無症状であるが、少しずつ心不全の状態が忍び寄っていると考えていただくといいでしょう。無症状の心不全でBNPの値が高い場合、この先色々と心臓のトラブルが増えてくると言われています。

○これからどうすればいいのでしょうか?
 では、いざBNPが高値に測定された場合、どうすればいいのでしょうか?
もちろん少し時間を置いて再測定していただく必要がありますが、それ以外に心臓エコー検査や心電図検査を受けていただく必要があります。
それはこの先のトラブルがどんな原因によるもので起こりそうなのかを推定し、事前に対応しなくてはいけないためです。
心不全になってしまうには色々な原因があります。心筋梗塞・不整脈・心臓肥大症…これらが潜んでいないかを見極めて、それに対応するお薬を飲んでいただくのです。そのために原因を確定すべく検査を受けていただくことになります。
少なくとも毎月病院に来ていただいて医師に顔をみせていただき、年に数回は心臓エコーや心電図の検査を受けていただいた方がいいでしょう。

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