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2010年7月

7月 17 2010

高血圧と生活習慣~肥満と高血圧~

 
 高血圧と生活習慣のお話の続きです。今日は肥満がなぜいけないのか?というお話をしようと思います。

○肥満ってどうして高血圧を起こすのでしょうか…?
 内臓脂肪型肥満という言葉はかなり浸透してきた感がありますが、この内臓脂肪型肥満が高血圧に関係してきます。というのも内臓脂肪自体がアンジオテンシノーゲンやレプチンといった血圧をあげてしまう物質を放出します。このことで血圧が上がるのです。

○食生活を改善しましょう
 では、どのようにすればいいのでしょうか?
内臓脂肪型肥満の方はアイスクリームを好んで食べたり食事は満足いくまで食べたりという行動をとるようです。また自動車移動が多く、煙草をたしなまれる方が多いのも特徴です。これらを止めることでかなり効果が期待できます。

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7月 16 2010

一宮市医師会講演会に行ってきました

一宮市医師会講演会『糖尿病治療の最新の知見』に参加してまいりました

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講師に春日井市民病院内科部長兼糖尿病センター長 佐々木洋光 先生 をお招きしての講演会でした。

最近発売になった糖尿病薬の説明を中心とした内容でした。

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7月 15 2010

高血圧と生活習慣~どのように改善すればいいのでしょうか?~

 高血圧と生活習慣についてお話してきましたが、ではどんな生活を心がければいいのでしょうか?

○食生活は…? 
 食生活については塩分を1日6g未満にしていただくと良いと思います。また野菜や果物の積極的な摂取をお勧めします。ただし野菜にはカリウムが含まれるため、腎臓の弱い方には逆効果ですし、肥満のある方は果物でカロリーオーバーとなる恐れがあります。
またコレステロールは動脈硬化を促してしまいますので、肉(飽和脂肪酸)より魚(不飽和脂肪酸)を摂っていただきたいと思います。

○運動は…?
 一般的には30~40分程度のウォーキングをお勧めします。膝への負担を考えると水中ウォーキングが一番いいと思われます。

○アルコールをたしなまれたい方は…
 晩酌が楽しみだという方も見えるかと思います。その際はビール中瓶1本か、ワイン2杯程度にしていただきたいです。

このように生活習慣を変えると高血圧は良くなると思います。

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7月 14 2010

高血圧と生活習慣 

 高血圧には生活習慣とのかかわりが強いと言われていることはご存知かと思います。
それは具体的には食生活・運動・嗜好品なのですが、今日は特に食生活を中心としたお話です

○とくに減塩が大切といえそうです。
 食生活と血圧のかかわりは食塩・コレステロール・体重増加ということになりますが、中でも食塩がもっとも大切な要素となります。
日本人は現代社会では11~13gの食塩を摂っています。しかしヨーロッパにおいて医学的に3.8gが理想的な食塩摂取量と言われており、日本食を摂る我々はなかなか到達困難な数値です。日本の統計でも1g食塩を減らすことで1mmHg血圧が下がることがわかっています。

○減塩効果がある方はどんな方?
 減塩によって降圧効果がある方を“食塩感受性高血圧”といいます。夜間血圧が下がりにくい方や高齢者の方、腎疾患・糖尿病などの既往がある方、メタボリックの方がこれに該当しやすいと言われています。
このような方は食生活を見直されることをお勧めします。

○一日の食塩摂取量は…?
 では一日どのくらいの食塩摂取量が良いのでしょうか?ガイドライン上では1日6g未満とされています。上記のようなヨーロッパの基準には満たないのですが、日本食の特徴を考えてやむを得ないと言ったところでしょうか。

正しい食生活で高血圧管理をしたいものですね

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7月 13 2010

春日井市医師会学術講演会に行ってきました

春日井市医師会学術講演会『高血圧から慢性心不全』~β遮断薬を使い分ける~ 講師 平光伸也先生 を受講してきました

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高齢化社会において慢性心不全の方は増えており、適切な治療が必要なこと、β遮断薬がその際有用であること等のお話でした。

今すぐにでも当院で役に立つようなお話内容でした。これから皆様のお役にたてればと思っています。

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7月 13 2010

サプリメントで気をつけていただきたいこと

 最近サプリメントを常用される方が増え、成人の方の60パーセントが健康食品あるいはサプリメントを使っておられるとのことです。ある試算では1カ月あたりだいたい5000円近くの支出をされ、国内では3.2兆円の市場になっているそうです。
しかしこのサプリメント、少々問題もあるようです。

○サプリメントってどんな成分ですか?
 サプリメントは「栄養補助食品」に位置付けられており、中身はビタミン・ミネラルあるいは動植物の抽出物です。
しかし中には悪質な業者が“ダイエット効果がある”ということを謳い文句にしたいばかりに医薬品を混ぜることもあるようです。あくまで食品という位置づけのため医薬品ほどの厳格な審査がなく、このようなことになってくるようです。

○どんな障害がどれくらい起こってくるのでしょうか?
 健康被害の内容としては肝機能障害・腎機能障害・アレルギー性皮膚炎・じん麻疹などです。また現在医療機関から出されてる薬との相互作用によって薬の効果がなくなったり過剰に出てしまったりということがあり、我々としては憂慮しているところです。

○具体的にはどんな障害がありますか?
 ひとつにはセイヨウオトギソウというもので滋養強壮、抗うつ効果があるとされているものです。これは薬物相互作用が確認されており、とくに心臓に関連するお薬(ジギタリスやワーファリン)の効果を減弱させてしまうのです。
 もうひとつはアメシバという東南アジアの植物なのですが、非常に栄養価の高いもので現地の方は少量食べるそうですが、濃縮して売り出してしまったそうです。これが細気管支炎を起こし、死亡例も報告されています。
 このような障害が2002年段階で1200件ほど報告されています。しかし報告されているのは氷山の一角だと言われ、実態はもっと深刻なものになっていることでしょう。

○どんなサプリメントなら良いでしょうか?
 巷には沢山情報があふれていますが、日本抗加齢医学会や国立健康栄養研究所のホームページを見て安全が確かめられているものを選ばれるといと思います。

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7月 12 2010

帯状疱疹の予防~大人になってのワクチン接種~

 帯状疱疹という病名をご存知でしょうか?地域によって様々な方言で呼ばれていますが、もともと小児期に水ぼうそうに罹り、その原因ウイルスVZVが体内に潜みます。このVZVが再度悪さをすることで帯状疱疹を起こしてきます。
しかも、この帯状疱疹を発症して1カ月以上たっても痛みが持続する方が見えます。これを“帯状疱疹後神経痛”といい、高齢になるほどこの痛みに悩まされることが多いのだそうです。
今日はその帯状疱疹後神経痛とその予防のお話です。

○帯状疱疹後神経痛とは…?
 帯状疱疹のあとに痛みが長期間続くことですが、ピリピリとした痛みが数年~数十年にわたって続くことがあります。この痛みによってうつ状態に陥ってしまわれる方も見え、大変お気の毒と言わざるを得ません。

○帯状疱疹の予防はできますか…?
 高齢になってから再度水ぼうそうのワクチンを接種されることでかなりの確率で抑制されることがアメリカの研究で証明されています。「子どものときにワクチンを打ったからいいんじゃないのか?」と思われるかもしれませんが、高齢になるとVZVを抑え込む免疫機能が弱ってきます。そのためにワクチンを再度接種する必要があるのです。

現在日本でもワクチン再接種の有効性の検討がなされています。一刻も早く帯状疱疹や帯状疱疹後神経痛で悩まされる方が減ってくると良いですね。

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7月 10 2010

脳動脈りゅうの治療適応…大きさに応じて決まります。

○手術の適応と危険性を教えてください
 手術の適応は瘤の大きさで決まります。瘤が大きくなるほど破裂する可能性が高くなるからです。

○5mm以下は…?
 瘤が5mm以下の場合破裂する確率が0.7%以下なので基本的には手術は行いません。しかし、小さくてもたくさん瘤がある場合や家族に破裂してしまった方がある場合は手術されることをお勧めします。

○5~10mmの場合
 瘤が5~10mmの場合破裂する確率が2~3%になります。しかし、手術や検査においての危険性も2~3%なので、手術をするか否かという点では悩みますね。これは患者さまに選んで頂く方が良いと思います。

○10mm以上の場合
 この場合は“絶対適応”と言っていいのではないかと思います。破裂の確率は8%以上になってきます。
ただし大きさ以外にも年齢とかバイタリティーといった要素はあります。あまりにも高年齢の方に10mmあるからといって手術を勧めても、手術自体がストレスになることが考えられますし、若い方では小さくても今後大きく育ってしまう可能性を考えて手術を勧められることはあります。

○ほかの症状が出てきた場合
 瘤がまわりの脳に影響をして物が二重に見えてきたり見える範囲が狭まってきたりといった症状が出てきた場合は手術をした方が良いと思われます。それは瘤が育ってきている証拠なので破裂の危険があります。

○小さい瘤の場合の今後のフォロー
 見つかった瘤が小さい場合、今後大きく育ってくるのではという心配がありますね。その場合1年に1回検査を受けてください。
また“私は爆弾を抱えている”といわんばかりに心配し、時に鬱になってしまう方が見えます。しかし普段通りの生活をしていれば何も心配はありません。必要以上に意識しすぎないほうが良いと思います。

脳動脈瘤はきちんと対応していれば何も怖いことはありません。しっかりした信頼のおける脳神経外科医に相談されるのが良いでしょうね。

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7月 09 2010

脳動脈瘤の治療

 最近“脳ドック”というものが中高年の方の間で流行っているそうです。これはMRIやCTで頭の中を検査して異常がないか調べることです。
この検査で時々引っ掛かる方が見えます。たとえば「脳動脈りゅうがありますよ」と言われることがあるわけです。
今日はその脳動脈りゅうのお話です。

○脳動脈りゅうとは…?
 脳動脈りゅうとは脳の間を走る血管がだんだん膨らむことで、ほかっておくと風船が割れるように破裂し、時に死に至らしめることがあるとても怖い病気です。

○治療法はありますか…?
 現在は破裂する前に治療する方法があります。クリッピング術といい、大きくなった瘤を羽交い絞めにして潰してしまう方法です。現在では頻繁に行われている手術で、大変安全に行える手術といえます。

○それでも不安があります
 たしかにそうですね。万が一ということがありますものね。そこであすは詳しい治療の適応のお話です。

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7月 07 2010

舌痛~舌の痛みでお悩みの方へ~

 世間には舌の痛みでお悩みの方がいらっしゃいます。下の痛みに加えて味覚異常や口腔乾燥感が伴いますが、不思議と何か食べているとみなどは痛みを感じないという特徴があります。なんと、この病気は大正時代から日本ではあるのだそうです。
今日は舌痛のお話です

○いろいろな症状が合併してくるそうです
 この病気はどうやら色々な症状を身体中に合併してくるそうです。胃の不快感、肩こり、めまい、不眠…。それらのおかげで複数の医療機関にかかっておられる方のだそうです。

○中高年女性に多いそうです
 この病気は中高年女性に多い傾向があるようです。ただし更年期といったホルモンの異常には関係が薄いらしく、どうしてその年代に多いのか、わかっていないのだそうです。
ただし“まじめで几帳面”なかたに多いということはわかっているそうです。

○治療法…うつ病のお薬に効果があるようです
 この病気にはうつ病のお薬に効果が期待できるようです。近年発売されたSSRIやSNRIといったお薬に効果があるという報告が相次いでいます。それでも効果がない場合は三環系抗うつ薬を飲んでいただくことになります。

最期にこの病気は季節の変わり目に発症することが多く、日常生活の中で仕事・家庭・休養のバランスが大切です。

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