7月 27 2010
多形紅斑やじん麻しんになったら…
では、実際にり患したらどうなるでしょうか?
○軽症の場合…
感染後あるいはワクチン後にじん麻しん・多形紅斑になったも基本的には抗アレルギー薬の一種である後ヒスタミン薬で対応いたします。それはウイルス感染後・ワクチン後の抗体獲得過程において起こるわけなので、少量の薬だけで時間がくれば治ります。
○重症の場合…
紅斑の範囲が急速に広がってくる場合は重症といえ、大病院での厳重な治療が求められます。
○マイコプラズマのご注意を
肺炎の原因ウイルスであるマイコプラズマはじゅうしょうのスティーブンス・ジョンソン症候群あるいは中毒性表皮壊死につながる恐れがあると言われるようになってきました。
マイコプラズマ感染が考えられる場合、抗体検査をしてもしもに備えたほうが良いといえます。
このように普段あまり気にもしない風邪やワクチンの後遺症ですが、場合によっては恐ろしいことを引き起こすこともありますので注意が必要です。
