7月 24 2010
暑い季節のスキンケア
毎日うだるような暑さが続きますね。熱中症で病院に搬送された方は今週だけで5000人を突破したとか…。流れる汗が脱水症状をおこすのですね。全身から噴き出る汗はお肌の状態を時に狂わせることもありあます。そこで、今日は暑さとスキンケアのお話です。
○汗について…
汗はエクリン汗腺といわれる汗を出す装置から出て、体温調節とワックスの役割をします。成分は99%水でそのほかに微量の電解質・乳酸・タンパクなどが混ざります。
○汗をかくことでどんな肌の変化があるのでしょうか?
汗をかくと汗腺から出た重炭酸イオンが肌をアルカリ性にします。このことで細菌がつきやすくなり、伝染性膿痂疹(とびひ)を発症させます。お子さんが汗をかかれたら、シャワーを浴びてきれいにしてあげてください。
またアトピー性皮膚炎の悪化もあります。発汗後の肌のコンディションの変化と乾燥とがアトピー性皮膚炎の悪化に関係することが知られています。この場合はシャワーを浴びた後の保湿が大切です。
このように暑い夏を上手に乗り切ることがお肌のトラブルを予防することに大切だと言えそうです。
