7月 09 2010
脳動脈瘤の治療
最近“脳ドック”というものが中高年の方の間で流行っているそうです。これはMRIやCTで頭の中を検査して異常がないか調べることです。
この検査で時々引っ掛かる方が見えます。たとえば「脳動脈りゅうがありますよ」と言われることがあるわけです。
今日はその脳動脈りゅうのお話です。
○脳動脈りゅうとは…?
脳動脈りゅうとは脳の間を走る血管がだんだん膨らむことで、ほかっておくと風船が割れるように破裂し、時に死に至らしめることがあるとても怖い病気です。
○治療法はありますか…?
現在は破裂する前に治療する方法があります。クリッピング術といい、大きくなった瘤を羽交い絞めにして潰してしまう方法です。現在では頻繁に行われている手術で、大変安全に行える手術といえます。
○それでも不安があります
たしかにそうですね。万が一ということがありますものね。そこであすは詳しい治療の適応のお話です。
