3月 28 2010
お年寄りが脳血管障害にならないために…
今日はお年寄りが脳血管障害にならないためにどのようなことに気をつければよいかというお話です
○まずは血圧コントロール
なんといっても血圧コントロールが大事です。そのためには家庭で血圧を測定していただき、自分の血圧がどの程度なのかということを知ることから始めてください。
具体的には朝起床時と就寝前の2回測定していただけると助かります。
○生活習慣病のコントロール
高血圧以外の生活習慣病のコントロールも大事です。糖尿病・高脂血症などがそれにあたります。また、喫煙も良くありません。禁煙していただけるとたすかります。
なお禁煙は保険治療ができるようになりました。ご利用されるとよいかと思います。
○脱水に気をつけましょう…コップ1杯の水で助かります
夏場の暑い時期に脱水状態になることで血液の量が減って、相対的に脳に行く血液の量も減り脳梗塞になるケースがあります。また血圧コントロール目的に利尿剤を飲まれている方は、やはり血液量が減りますので脳梗塞になりやすいといえます。
これらのケースでは朝起床後に1杯のお水を飲む習慣をつけていただくようにお勧めしております。ヒトは寝ているときにコップ1杯分の汗をかくといわれています。その分を補うのです。
以上のようなことを気をつけて、明るく楽しい人生を暮らしましょう