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8月 05 2011

予防接種の副反応・副作用…

8:05 AM ブログ

 
今日は予防接種の副反応・副作用についてのお話しです。

○副反応と副作用
まずは副反応と副作用という言葉の違いです。
副反応とは“通常見られる反応”のことで、副作用とは“異常な反応”の事を指します。具体的には前者には軽い発熱、倦怠感、接種部の発赤・腫脹といったことで、後者はけいれん、ショック状態、アナフィラキシーショックなどをいいます。
わかりやすくいえば身体全体に影響がある反応か否かといったところでしょうか?

では、ワクチンごとに副反応・副作用などをみていきましょう

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○三種混合ワクチン
 三種混合ワクチンの副反応は接種部位の腫脹・発赤で20~30%、2日以内の発熱が2~3%となっています。接種部位の腫脹・発赤は数多のワクチンの中でも飛びぬけて多い反応で、“必発”くらいに受け止めていただきたいものです。
一方副作用は前腕までに達する発赤、接種後の発熱に併発した熱性けいれん、急性脳症などですが、どれも大変低い可能性にとどまっています。

○ポリオ
 ポリオワクチンは経口で接種するワクチンで、集団接種にて行われます。ポリオワクチンの副反応は2日以内の発熱、下痢が1~2%の確率で見られます。
一方副作用はほんもののポリオに感染することですが、確率は200~400万人に1人です。なおワクチンを接種しなかった時の自然感染の2000人に1人と比べるととても低い確率で、大変に“安全・優秀”なワクチンといえると思います。

○麻疹(はしか)
 麻疹(はしか)ワクチンの副反応は発疹が9%、5~10日の発熱が15~20%に起こると言われています。はしかワクチンの発熱も比較的高い可能性といえ、注意が必要です。
一方副作用では発熱に併発した急性けいれんが0,5%以下、急性脳症・SSPEが100万人に1人以下となっています。またワクチンが卵を使って精製される関係上、卵アレルギーによるアナフィラキシーショックも残念ながら起こっているようです。

○風疹(三日はしか)
 風疹ワクチンでの副反応は10~14日後の発疹・発熱が1~2%に起こると言われています。
また副作用として成人女性が接種した場合に関節痛・関節炎が6%以下の確率で見られるとのことです。

○日本脳炎
 日本脳炎ワクチンンの副反応は2日以内の発熱が5%以下に、接種部位の発赤、腫脹が2~3%位に見られます。
また副作用としては、極まれに発熱に併発した熱性けいれんが見られるとの報告があります。

○BCG
 BCGの副反応は接種部位のハリ跡の発赤・丘疹や4~5週間後の湿潤などがあります。
また副作用として接種ハリ跡の化膿・ケロイド様瘢痕や腋下リンパ節腫脹が0,7%となっていますいずれも大変にわずかな確率です。

次回は任意接種のワクチンの副作用・副反応についてです。

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