増田医院 ペインクリニック・内科・小児科・皮フ科 診療時間内に予約を受け付けます 0120-19-1615 午前9時~12時 午後4時半~6時半 ただし水曜日午後と土曜日午後および日・祝日は休診


12月 16 2010

糖尿病治療の新しい展開~GLP-1受容体作動薬~

11:26 AM ブログ

 本日は糖尿病治療薬の新しい展開についてのお話です。
本年6月より、まったく新しい糖尿病治療薬が認可されました。GLP-1受容体作動薬という少しややこしいい名前ですが、インスリンの分泌を促進するお薬です。

○注射や薬です
 このお薬は注射で行います。既に糖尿病でインスリンのお世話になっている方は、それにとってかわるお薬なのかと期待されるかもしれませんが、そうではありません。
注射のインスリンはインスリンそのもので、インスリンが枯渇してしまっている方のためのものです。それに対してGLP-1受容体作動薬はインスリンはあるけれど、うまく身体で働いてくれない方にお使いします。

○低血糖を起こしません
 このお薬の特徴は低血糖になりにくいということです。糖尿病の治療において低血糖を起こすことは一番危険であり、その可能性がないというのは画期的です。

○どのような患者さまに適応があるのでしょうか?
 肥満気味の成人になってから糖尿になった方が効果があると言われています。
運動療法や食事療法でも効奏さなかった方でコントロールが悪い方にいい薬です。

○他にも効果が見られます 
 このお薬を使うと体重が減るという効果があります。これによって二次的に糖尿病のコントロールが良好になる可能性を秘めていると思われます。
 また、インスリンを産生する細胞が増えることが期待されています。これはまだ動物実験レベルでしかありませんが、ヒトでも確認されればさらに糖尿病治療のコントロールに一役買ってくれる薬となりますね。

このように近年どんどん新しい治療法が各分野で出てきています。

ページトップへ

Copyright © 2009 増田医院. All Rights Reserved.