9月 05 2010
感染性胃腸炎…冬場の大敵はウイルスです
毎年冬場になると感染性胃腸炎が流行します。
しかし、ひとくちに感染性胃腸炎といっても一筋縄ではいきません。原因となるウイルスが時期によって変わるのです。初冬ごろに流行ノロウイルス、春先に流行るロタウイルスというわけです。
なお夏場に流行しやすい食中毒は細菌が原因であることがほとんどです。
このように原因が時期により変わりますが、治療の基本は下痢・嘔吐によって失った水分の補給です。直接飲んで補える場合はいいのですが、嘔吐がある場合は点滴で補うしかありません。
医療機関に相談しながら水分の十分な補給をしていただきたいものです。
